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異世界の食文化について(改)の返信(元記事)

ほとんど、読むせんさんだけとのやり取りになってしまい、他の方には申し訳無いのですが、もう少しだけお付き合い願えたらと思います。

主人公が転生した国は農業国家で、国土の大半が平地です。国民は農耕と牧畜で生計を立てており、これといった産業はありません。
わずかに存在する山岳地帯には鉱山があって、鉄鉱石が採れますが、周辺諸国との関係はおおむね良好なので戦争の心配が無い為、武器よりも農機具の生産が盛んです。

国民は、貧しくも無いですが余り豊かでも無く、税金も安いので国家の経済も潤う事は無いという設定です。
なお、魔法はありますが誰でも使える訳ではなく、才能や素質があって、それなりに修行をした者だけが使える事になっています。

これもありきたりな理由ですが、主人公はある日、貧民街(いわゆるスラム街)の惨状を目にします。そして、「この人達を助けたい」と思って、国興しを考えます。

ここから先は、また余談になります。

「戦国自衛隊」(半村 良)の原作だと、自衛隊が転移した越後は、国内も不安定な上に決して豊かとは言えない状態でしたが、現代の知識を有した自衛隊員によって、まず佐渡で金山開発を行い、それによって得た資金で道路整備を行って交通網を発達させます。
その工事には地元も他国も無関係で人を雇い、賃金にも差別をしませんでした。その結果、大量に流入した労働者で人口が増え、さらに交通の便が良くなった為に交易が盛んになった上、自衛隊員の知識によって更に国家が発展して豊かになります。

この場合、「戦争するにはまず金が必要」という理由があった訳ですが、簡単に言うと「富国強兵理論」です。

ただ、当然ですが私の作品の主人公は、戦争がやりたい訳ではなく、国民の暮らしを豊かにしたいと思っているだけです。
「B級グルメで町興しをしよう」というのを、国家レベルで行おうとしているに過ぎません。
主人公の知識をもってすれば、それこそ高級料理だって実現可能ですが、「焼き芋とハンバーグ」は、いわゆる「薄利多売」です。
農業国による、焼き芋とハンバーグというB級グルメの薄利多売で国興しというのは、余り的外れでは無いと思うのですが、どうでしょう。

それと、あえて言いますが、最初は焼き芋とハンバーグだけですが、そのうちに「ピザ」や「クレープ」などといった食べ物も導入するかも知れません。

それと、盗用や盗作も対応を考えますので、そこは無策では無いですが、そこまで話してしまうと、論点が完全にズレてしまいますので、ここでは言わない事にします。

※余談の余談
「異世界はスマートフォンとともに」「ありふれた職業で世界最強」「魔王様、リトライ」など、主人公に何らかの作成能力がある場合、一番簡単なのは「金そのものや価値の高い物を作ってしまう事」ですが、誰もそれをやりませんよね。

私の主人公も、やろうと思えば金貨を作っていくらでもばらまく事は出来ます。でも、やりません。やったら話がそこで終わるからです。

それに、そんな事をすれば、それこそ読むせんさんが仰る通り、世界中の者が主人公を狙って来る様になります。主人公は、あくまでも目立たない、縁の下の力持ちである必要があります。

また、「鋼の錬金術師」では、金を作るのは錬金術ではタブーとされているという設定があります。
だけど、錬金術って、そもそもは鉛など他の物体から金を作るという研究だったのに、これは矛盾しています。
「え、錬金術なのに、金を造っちゃ駄目なの?」とw
もっとも、この作品では錬金術で造った金は、やがて時間が経つと元に戻ってしまうんですけどね。実際、エドが作った金塊も、ただの土くれになってしまいましたし……。

異世界の食文化について(改)の返信の返信

投稿者 読むせん 投稿日時: : 0

金(かね)って何で出来てるかっつーと『信用』でできてんのよ。
あれは現代社会における、凄まじい魔力の籠ったマジックアイテムなの。

たとえば、あなたの全財産○○○○○円を、私がジンバブエドルに換金して上げよう☆とか言ったら「ふざけんな死ね」ってなると思います。ジンバブエドルの『信用』が低く、籠った魔力量がカスだからです。

もともとの貨幣は金本位制という紙幣価値に準じたゴールドを払いますという【ゴールド引換券】として無類の信用を勝ち取っていた時期があります。

基本的に貨幣とゴールドの偽鋳造は『信用』崩壊を引き起こす猛毒です。
ガチ戦記ものだと偽造職人を雇用し、敵国の偽造通貨を大量に鋳造させ、敵国の経済崩壊と弱体化を行う作戦とっているのもあった。

金の偽造だけで、全ての敵対国の絶滅だって、できるんですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
世紀末覇者が跋扈する時代は武器と強さこそ全てです。それ以外の貨幣とかが【信じられない】から。

強奪や略奪で欲しいものを持って行けばいい。物々交換をすればいい

【私はあなたを裏切らない。かならず対価を用意します。どうか私を信じてください】という誓約が貨幣であり
貨幣という【万能引換券】の万能性を保証できる社会が文明。

初期のアステカ文明はトウモロコシが貨幣がわりだったはず。日本で言う米とか十万石とかの【石】ね。
穀物がガチで貨幣がわりってのは多いよ。
そこをもう超えている設定が要る

カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)

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